ワンちゃんの健康第一主義

ペットの健康に関するコラムを発信していきます!


みなさんこんにちは!anifullです。

大型連休が待ち遠しいこのごろですが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

 

さて突然ですが、今後定期的に、ペットの健康に関するコラムを発信していこうと思います!

愛犬・愛猫のことを想う飼い主さまのお役に、少しでも立てるような情報を発信できればと考えております♪

 

今回は、シニア犬との暮らし方や体験記をテーマとした、コラム第一弾をご紹介します!

 


【コラム】老犬さんと暮らす

ワンちゃんを飼っている上でいつかは経験する、愛犬の老化。
老犬と呼ばれる年齢は、7歳ぐらいからと言われていますが、
愛犬が年齢を重ねても元気に一緒に生活したいですよね。

この記事では、老犬さんとの生活で気をつけておきたいことについてご紹介します。

 

■執筆 間曽 さちこ様 動物番組の企画・監修、取材コーディネートをはじめ、 書籍の企画・編集を手掛ける。 おもな書籍として「明るい老犬生活」 「柴犬のひみつ」など。

 

vol.1 老犬さんと食事

 

愛犬はごはんをしっかり食べてくれていますか?

『年齢にかかわらず、大切な家族が毎日ちゃんと食事をしてくれるか…』
飼い主さんであれば、とても気になると思います。

そして老犬さんになると、何が変わるか?
もちろん「歯」の問題で柔らかいものしか食べられない子もいるでしょうし、アレルギーや病気で獣医さんに処方してもらう「処方食」しか食べられない子もいるでしょう。
いちばん心配なのは、“食べてもいいのに食べない老犬さん“がいることではないでしょうか。

柴犬ももちゃんのごはんについて

 

0歳5か月で亡くなった私の家族 柴犬ももは、食事についてはすべて獣医師さんにお任せ。
もものライフステージに合わせて、その都度、いちばん良さそうなドライフードを動物病院で購入して、年齢と体重で食べる量も指導してもらっていました。
手作り食は必要な栄養分を毎日の食事に取り込めるか自信がなかったので、たまに鶏肉や牛テールでスープを作るくらいでした。
おやつは、さつまいものシーズンに焼き芋や干し芋を作って食べさせるくらい。手作り食と胸を張れることはしていません。
ももが食べてくれる間は良かったのですが、食べる量が少なくなった時は、食事をする環境を変えたりしていました。

▲おいしそうにごはんを食べるももちゃん。 お皿の位置が高くて食べやすそうです。

には、床に置いていたごはんのお皿をあまり頭を下げずに食べられるように、テーブルの上に置いたり。
1日に2回の食事だったのを3~4回、本人の食べる気持ちに合わせて増やしてみたり。
抱っこして口元まで運んで食べさせてあげることもありました。

ほんのわずかな変化でも食べてくれることがあるので、しつこくない程度に観察しながら…。

 

柴犬ももちゃんの水分補給について

 

老犬さんに多い深夜の徘徊時には、水分補給に気を付けていました。
年齢を重ねると、不思議と水分補給も下手になるんですよね。
ももは、最後の2日間だけ自力で水分をとれず給水シリンジで飲ませたのですが、これがとても難しかった。

▲水分補給中のももちゃん。 普段は、深夜の徘徊が始まると マグカップでゆっくりと水分補給を行っていたそう。

ちゃんと飲み込めているかどうか、頭の位置を気にしながら少しずつ飲ませました。
「誤嚥」させるのでは…と、こわごわと飲ませた覚えがあります。
こんなことなら獣医さんに習っておけばよかったと後悔しました。

 

おわりに

 

ももの食事そのものはスプーンで口元に運ぶと自力で食べてくれたので、最後の食事も「いつものスプーン」で「お気に入りのウエットフード」を食べました。
しかし、愛犬が寝たきりになったときにどのようにごはんを食べてもらうのが安全か?
これは老犬介護をするご家庭の「永遠のテーマ」かもしれません。

▲ももお姉ちゃんと同じ高さのお皿で ごはんを食べる、食いしん坊のシャインくん。

12歳になるボーダーコリーのシャインは、アレルギー反応を起こしてから、「鶏肉」メインのアレルギーフードに変わりました。それ以外のものは基本食べさせていません。それでも、旬の野菜や果物を食べさせたいときは、獣医師さんに聞いてからほんの少しだけ、ご褒美としてあげています。
食いしん坊ですからね、そんなお楽しみも必要なのです。

 

毎日の食事、悩んだらかかりつけの獣医さんに相談しましょう。
最後まで楽しい食事の時間が過ごせますように。

 


 

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