犬の痴呆(認知症)ってどんな病気?
「痴呆」とはいったん発育した脳が損傷されて、それまでに獲得された知的能力が低下してしまっている状態で、現在では「認知症」という用語として多く使われています。
近年では獣医療の進歩に伴いワンちゃんの高齢化が進み、その結果、老齢に伴う認知症が増加しています。
症状としては異常な夜鳴き、徘徊、昼夜逆転、失禁などあり、それに伴い、飼主さんの不眠や隣家への影響などの問題が発生するケースが多く見られます。特に、13?15歳以上のワンちゃんで、柴犬などの日本犬や日本犬系雑種に多く発生する傾向があることが知られています。
(最終更新日 : 2020年06月01日)