犬のマイボーム腺炎ってどんな病気?原因・症状・予防方法について


眼瞼(がんけん=まぶた)の縁にあるマイボーム腺は、涙液の油成分を分泌することで涙液の蒸発を防ぐ役割をしています。
マイボーム腺炎は、感染やマイボーム腺の閉塞により分泌物が貯留し炎症をおこした状態をいいます。1ケ所で炎症が起きる場合もありますが、同時に複数ヶ所で炎症を起こすこともあります。また、アレルギー体質のワンちゃんに発症しやすい傾向があります。

マイボーム腺にできる炎症には、「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」と「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」があります。「麦粒腫」はマイボーム腺に細菌が感染して急性炎症を起こしたもので、いわゆる「ものもらい」のことです。「霰粒腫」はマイボーム腺が詰まって慢性的な炎症を起こしたものです。

なお、高齢犬ではマイボーム腺が腫瘍化し、眼瞼の表面にイボ状の突起物を形成することがみられます(マイボーム腺腫)。特に眼瞼の内側にできた腺腫は角膜を刺激するため、不快感を伴い角膜炎の原因になります。マイボーム腺腫の治療は、外科的に腺腫を切除し縫合します。

(最終更新日 : 2020年12月25日)

送料無料 会員登録

商品検索

商品カテゴリから選ぶ
メーカーから選ぶ
商品名を入力

営業日カレンダー

2024年11月
12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

※赤字は休業日です

土曜日・日曜日・祝日は休業日とさせていただいております。
土曜日・日曜日・祝日にいただきましたご注文商品の発送は在庫があります場合は翌営業日となります。
※掲載されている商品は実店舗でも販売を行っておりますので、ご注文が可能でも売り切れている場合もございます。
その場合、お客様には入荷予定を連絡いたしますが、万が一入荷予定がない場合は、キャンセルさせていただく場合もございます。
あらかじめご了承願います。
ページTOPに戻る